上田 純子 プロフィール 抜粋 1964年 オートクチュールはなや洋装店開業 |
デザイナーからのメッセージ
Avec ses complimemts
衣服とは、生活し、活動している人間が着るもの
美しく心地良い服作り
「服を作ることへのポリシーは」と聞かれたら、ためらうことなく、「美く、着心地の良い服を作ること」と言っています。
では、美しい服の条件はというと、着用目的にあった素材、さらにファション性を感じさせるデザインとシルエット、美しい色合、そして着心が良く、全体のバランスがとれている事です。
「立体裁断とは何ですか…」と聞かれる事があります。
「それは人体工学に基づいて服を作ることです」と申します。と、「衣にそんな難しいことはいりませんよ。
そんな事を知らなくてもデザインが良くてキレイに仕上っていれば関係ない…。」と衣服に携わる人たちから言われることが時々あります。
しかし、本当にそうでしょうか? 衣服は生活し、活動している人間がきるものです。単にデザインが良ければ良いというものではないはずです。
ことに洋服の歴史の浅い日本では、今までパリ、ミラノ、ニューヨークあたりからのファッション情報をいかに早くとり入れ、それを商品化して市場に出すかと言うことに専念していたように感じられます。が、
見た目だけのデザインにとらわれ、確かな技術が足りないために「着心地が悪い…」と、すぐに飽きてしまう等、たくさんの問題があった様です。 もちろん、日本のファッションが非常なスピードで発展してきたことは否定いたしません。
しかし、欧米の洋服の歴史の長さに於いては遠くおよばないものがまだまだ沢山あります。
寒暖をしのぐための時代から、美しく装う事の喜びを感じるようになり、人々は今、さらに美しく、そして心地良く生活したいと考えるようになってきました。 美しくありたい、心地良くありたいと思うのは人間の本能です。 そして私達は「美しく、心地良く」と言う事を長い間追求してまいりました。一時的なブームだけに終らず、本当に価値のある良い服を作り、お洒落と価値をわかられるお客様に理解していただける作品をと創作活動を続けております。
流行の顔色を伺うのではなく、時代の流れをしなやかに感じとりながら、伝統にささえられた確かな技術で、これからも高品質の作品を作っていきたいと思っています。 私達の作品を充分にご理解いただきます事を心から願っております。
小見出しを入力します








