はなやのマーケティング ディレクター
キキの独り言
宇部日報社掲載分
2007.10 エスプレッソが香り立つ 町
午前五時三十五分、深い闇に包まれたシャルル・ドゴール空港からタクシーに乗り込んだ。
2007.08 真実は瓶のなか
お祝いごとに招かれたので六年間、わたしのワインセラーで眠っていたワインを準備して出かけた。別にたいそうなワインではない。。
2007.06 真冬のゴーヤー
暖冬のせいか今年は、真冬にもゴーヤーを食べることができた。八百屋の店先で見事なゴーヤーを見ると、つい買ってしまうゴーヤー好きだ。
2007.05 パリの街角おいしい香り
一年ぶりのパリ。多忙な日々をすごすなか、時間が作れずごぶさたしてしまった。ドゴール空港に降り立ってタクシーを拾い、市内中心部のなじみの界隈(かいわい)へたどりついた。。
2007.02 留学した包丁
私は、物を失くさない。壊さない。捨てない。
物に愛着がわくので常に古いものに囲まれている。物質文明の日本に暮らしていて、自分でも風変わりだとは思っていた。
2007.01 お菓子作りの秘密
厨房(ちゅうぼう)で仕事をしていると、思わず、
「ちょっと、みてみて」
といいたくなるような美しい場面、ひとり笑みがこぼれる楽しい場面があるのでご紹介したい。
2006.09 「料理|仕事&趣味|」
幸か不幸か仕事と趣味が一緒だ。大げさにいうと、仕事をしているときも、オフのときも、やっていることは同じこと。店を回すために必要な仕込みは営業時間内に行う。
2006.08 自分の物差し
若いうちに海外へ出たせいで、他人を自分の物差しで測る愚かさを、身をもって実感した。自分の物差しの範囲で理解できない人物を、
「常識がない」
と非難がましくいうのも日本ならではである。
2006.06 ワインとお国柄
ワインを飲むキャリアも、何十年かがすぎた。学生だったころは、ワインを飲むこと自体がおしゃれで、かっこいいことだった。私にはビールのつぎに身近なアルコールだったこともある。
2006.03 メールの功罪
出社すると、まずコンピューターを立ち上げ、着替えて戻り、メールチェックをするのが、ここ何年かの仕事のはじまりである。
2006.02 宇部の町、フェードアウトの時
休日を自分の部屋ですごすことは、めったにない。何か月かに一度しかないので、そんな予定のない日が、私にとってはとても贅沢(ぜいたく)な時間だ。
2006.01 南の島の熱血漢
夜十一時、迎えの車で芝中ふ港に向かった。ふ頭の検問をくぐると突然、ライトアップされた真っ白な客船が、視界に飛び込んできた。急に頭のなかが混乱してきた。
2005.10 収穫の喜びと恐怖
中秋の名月を見上げながら、階段に腰かけて迎えを待っていた。深夜三時の月光浴。月明かりは、いつにも増して神聖な感じがする。
2005.09 美食の成果
恒例のフランス出張の時期がやってきた。忙しさも加速して、荷づくりしたのは出発前日となった。服装を考えるには、現地の気候が気になる。
2005.07 麗しの国、台湾
二〇〇四年一月一日、私はこの国に恋に落ちた。 以前から、アジアの国を訪問することにあこがれていた。ヨーロッパで暮らしたおかげで、無意識に自分のアイデンティティーを悟ったからである。
2005.06 いつもドキドキしていたい
小心者でシャイな子どもだった。公園でいっしょに遊んでいる子が遊具に指を挟まれたり、どこかを打ちつけたりするのをみるたびに、それが怖くて慎重になった。
2005.05 わけあって高所好き
今年のはじめには考えもしなかったのに、ゴールデンウイークに引っ越しすることになった。とりあえず引っ越しは終わったものの、部屋は片づかない。
2005.02 ところ変われば
出無精になりがちなこの時期なのだけれど、必要に迫られてパリへ出張した。宇部を出て二十四時間後には、キーンと凍りつくようなパリの朝もやのなかにいた。

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